産業技術総合研究所の調査によると、
日本スポーツ振興センターに報告された昨年度の全国の小中学校や高校での事故計約102万件(死亡事故を除く)を分析した。その結果、ムカデ競走で2205人がけがをし、うち2割が骨折だった。
そうです。
だからって、過敏に
「ならば運動会でやるのはやめましょう」という流れなら嫌だな。
「危険だからやらない」というのは間違いじゃないけど、
なんでもそうやって遠ざけていったら、
危険予知ができない、無防備な子供になっちゃうよね。
というわけにもいかないのかな、学校や学校の先生は。
「うちの子のけがは、プログラムが悪い」とかいう親もいそうだよね。
ムカデと言わず、そもそも、子供の骨折自体が増えているそうで、
日本生命のサイトによると、40年前の2.5倍に増えているそうです。
これはきっと、圧倒的に危険体験(遊びでの)が足りないんじゃないのかなぁ。
よけたり、かわしたり、転んだり、滑ったり、というのは、
手足の運動能力ですが、スキルアップはやっぱり経験数ですよね。
一度や二度は、「やばい」「まずい」「危なかった」「冷や汗かいた」
ということがないと、覚えない体の動きもあると思うけど、
日生のサイトには、部活動の骨折が多い、みたいに書いてあるので、
きっと無意識のストレスを抱えて練習している子も多いのかもね。
怪我とかって、絶好調で楽しくて楽しくて、いつまでもやってられそうなときには、
あんまりしないと思うのよね。
一方幼稚園では、
幼児の骨折の減少は、危険な遊具が減ったこと、ケガをするような遊びをしなくなったこと等が考えられています。
って・・・それっていいことなんでしょうか?
なんか、違和感あるなぁ・・・
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