KDDIホームプラスはPHSなの?070が裏番号

 

 

79歳の母から、「ひなぎくちゃん、今度の電話は110番がつかえないみたい」
と聞かされてびっくり。
KDDIメタルプラスからサービス終了のお知らせが来て、
2月にKDDIホームプラスに変更した母ですが、
先日、郵送で届いた4月13日付(2016年)のお知らせを見たら、
KDDIホームプラスでは、110番、119番、118番の緊急通報専用電話番号が、
使えない・・・?のではなく、よく読んだら、
緊急ダイヤル先に発信番号として表示される番号が以下だから、
向こうから電話番号を聞かれたら、そちらを伝えてね、という内容の通知でした。
なんだかこれ、お年寄りには非常にわかりにくいですね。

 

そしてこれを読んで初めて、KDDIホームプラスには家電話に対応する裏番号(?)があり、
普段使っている家の電話番号ではなく、そちら(070)で場所を特定するのだとわかりました。
試しに自分のスマホからその番号にかけてみると、なるほど、ちゃんとつながりました。
そういうことなのね。

 

 

 

うちの母(79)は今から10年以上も前に、
「このお電話で申し込むだけで市外通話が安くなるので加入しませんか?」
というセールストークに魅力を感じ、
私とも相談してKDDIのメタルプラスを申し込んだのですが、
電話会社が違うという事実は理解しがたいようで、
最初の1年ぐらいはKDDIから請求書の封筒が届くたびに、
「身に覚えのない会社からよくわからない請求が来た」と言っていました。

 

「あれほど何度も説明したのにな・・・」と思いつつ、
この時代の人には<電話=電電公社>という公的な感覚が強く、
たぶん、そのほかの民間会社も様々な手法で同じサービスを提供できる、
という現実を受けれるのには時間がかかりました。
母はauの携帯電話も持っていますが、それに関しても、
自分の携帯会社がdocomoではない、ということを理解するのに、
結構、時間がかかりましたよ(^_^;)

 

そんな母なので、(このように書くしかないのはわかるけど)
このお知らせはわかりにくいし、そもそも何を言っているのかよくわからない?
というご年配の方も多いかもしれません。
とっさの緊急時に、うちの母が貼り紙を見て、
自分のこの番号をちゃんと言えるかどうか、疑問。
なんだか急に心配になってきました。

 

でもその番号が070ってことは、
KDDIホームプラスはPHSの仕組みを活用しているんでしょうかね?(不明)
昨年、長年使っていたメタルプラスのサービス終了のお知らせが来て、
そのお知らせも母から「よくわからないので見てくれ」と言われて、
あまり深く考えずに、一瞥して、(少々面倒臭い思いもあって・・・)、
「移行しなきゃだめなら、移行するしかないんじゃないの?」なんて、
安易に答えてしまったんですが、これでよかったのかしら。

 

その後、専用アダプタが送られてきました。
以下がそのとき(2016年1月)の自分の感想。

 

DSC01065

 

え?これをセットするの?えーと、どれどれ?

 

DSC01069

 

で、「つなぎ方ガイド」(マニュアル・取説)が以下。

 

DSC01083

 

ついでに、以下が裏面。

 

DSC01084

 

えっ・・・この専用アダプタとモジュラージャックは繋がなくていいの?
電話機本体とアダプタを繋ぐのはわかるけど、
そのアダプタ自体をモジュラージャックに繋ぐ必要はないわけ??
電話とアダプタと繋ぐだけ?は?それだけ?
(もちろん電源はコンセントに差しますが。)

 

母の場合は手順通りにやってもなかなかランプが正常にならず、
サポートに電話して、電源(だったかな?確か)の抜き差しでやっとつながりましたが、
そのやりとりで念のため確認したところ、
今まで電話機を繋げていた壁のモジュラージャックは不要とのこと。
は~、要するにこれ、無線というか、仕組み的には携帯電話みたいなものなのね。
そう思って、ちょっとびっくりした経緯があります。

 

DSC01074

 

壁のモジュラージャックに繋がなくても電話ができるということは、
要するに携帯電話みたいなものよね。
個人的にはポケットワイファイ(Pocket Wi-Fi)に家電話を繋げているイメージ?
いわゆる「有線」じゃないんだ・・・

 

DSC01072

 

実は本日、母から(わかりやすく言うと)「こちらの声が遅延する」という訴えがあり、
ですが所用のため見てあげられなかったのですが、
夜に聞いてみたら、すぐにサポートに電話して、
結果的に先方の指示で、今回もどこかの抜き差し(OFF/ON)で解決した模様。

 

 

ちょっと検索してみたところ、蜻蛉日記さんの、
メタルプラス電話をホームプラス電話に変更してみた」や、
こんぶブログ~気ままな雑記帳さんの、
No.638 メタルプラスからホームプラスへ(前編)」が参考になりました。
LTE端末なんだ、これ。(って、わかったふりしているけどよくわかってないw)

 

ちなみに ひなぎく の固定電話は今もアナログ回線です。
インターネットは、アナログ回線を残したまま、別途、光を引いています。
だってアナログ回線は電源も供給してくれるんですよ?
お蔭で東日本大震災のときは、交換局のバッテリーが切れる翌日までは、
普通に電話が出来て(電源不要の古い電話機を持っていたので切り替えた)、
本当に本当に助かったんです。

 

その思いがあるので、全サービスが終了するまでは、
しぶとくアナログ回線を使ってやろうという魂胆があるのですが、
これもいつかそのうち、強制的に巻き取りになるのでしょうね。
黎明時の皆さんが、一生懸命、隈なく日本中に張り巡らした回線。
仕事がらみで(旧)電電公社で活躍してきた(現)NTT系列の知人も多いのですが、
使命感と気概を持って通信の世界でやってきた皆さんの過去のお話を聞いていたので、
時代の流れと思う半面で、どこかで、なんとなく寂しい気もします。

 

 

 

 

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